東京日記

日々の記録

2022年5月21日 自宅付近(大雨のち曇り、また大雨)

体調が悪く、うとうととベッドの上で寝転んでいると激しい雨の音がした。窓を開けたまま寝ていて、風がカーテンを膨らませている。どれくらいそうしていたか覚えていないが、斜め下の部屋の内装工事の音(土曜日なのに)に脇腹を突かれ、お腹も空いた。予約していた本を図書館に取りに行きたいけれど、今日は一日寝ているのもありかもしれないと考えながら、横着してデリバリーでジャンクフードを注文する。雨はもう止んでいるよう。

ジャンクフードと珈琲を体に投入したら、やっぱり外に出るかという気分になって、夕方ようやく図書館へ。3冊借りて、そのまま近くの喫茶店で読む。この前バイトの面接に来ていた若い女の子が働いていたけれど、まだ頼りない感じ。その他には、ひょろりとしたおじさん、恰幅のいいおじさんが働いている。向こうからしたら、いつも同じものを頼んで、昼間から長居する暇なやつといったところか。

日が暮れる前に店を出て、歩き足りないので公園へ向かう。

「私、まだ死にたくないわ〜」

「やっぱり生きてるのは楽しいよね〜」

「ね〜」

ね〜、のところで笑いながらハモるおばさん二人とすれ違う。子供のように無邪気に話す人たちはかわいい。

わざわざ雨の後の芝生を突っ切ってみたくなり、ふかふか歩いていると、犬がはあはあ近づいてくる。飼い主に触っていいですかと聞くも、犬にすぐに飽きられて触れられず仕舞い。

すでに乾いていたベンチに座って、日記を書いた。

日が暮れて、帰宅。夜にまた強い雨が降り、珈琲を飲んだせいで全然眠くならず、本をだらだら読んでいたら外が明るくなっていた。