東京日記

日々の記録

2022年6月4,5,6日 川崎

4日早朝、近所で唯一早朝から空いていたパン屋に初めて行く。昭和の店構え、クリームパン、チョココロネ、ジャムパン、といった昭和のパンたち。チーズパンとアップルパイを買う。レジで店番のおじいちゃんが、今日も暑くなりそうだね、いやだね、と可愛く言う。これから気温が上がっていく、その手前の生温い、ひさしぶりの朝の匂い。

用事のため、同じ場所に三日連続で通っていたので、記憶が混ざり合っている。

電車の車両の連結部に隠れて着替えをする男の子。

乗り換えの駅と駅(別の路線の)が想像以上に遠く、滅多に行くことのない、でも一度だけ行ったことのある街の、住人と乗り換えの人々が入り混じった商店街を不思議な気持ちで歩いたこと。

6日夕方、ようやく用事をすべて終えてほっとしたのか、本当は毎日越えていたはずの多摩川を初めて目にした。